官能小説の依頼
筆者はたびたびアダルトコンテンツの仕事をしているが、
書くほどに自分の表現力のなさや発想力の欠如に悩んでいる。
天は信じられないほど高くまであるというのに、
私のてっぺんはあまりにも低い。
今にも押しつぶされそうなほど迫ってくる。
実力のなさとか、余裕のなさとか、地頭のよさとか、
いろんなことを感じて自分が寒くなるのだ。
そんな思いに苛まれる日々を送る中、このほど舞い込んだ仕事に驚いた。
短編官能小説を書くというもの。
官能小説といっても、
出版物として出すほどのクオリティーが求められるものではない。
物語は0から作るわけだが、さて設定はどうするか、登場人物の年齢や仕事は?
出会いの場はどこにするか、シチュエーションは?など、
2500文字という短文に収めて1本の小説にするわけだ。
我々ライターの中では、2500文字というのは短い部類に入る。
その中で起承転結するのだから、
意外とこれってハードル高いよね?となるわけだ。
しかも、読み終えた後にムラムラするように締めくくるのもポイント。
う〜む、締め切りは30日。
サクッと書くしかないようだ。
よし、書こう。
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