平成の大事件が幕を閉じた

2018年7月6日

オウム真理教の教祖・麻原彰晃(本名・松本智津夫)の死刑が執行された。

数多くの怪事件を起こし、

無数の人を洗脳した人物。

逮捕されたのは、1995年5月16日。

当時まだ短大生だった私は、警察が上九一色村の教団施設で強制捜査を行う瞬間は、

きっとこの出来事は歴史に残る大事件だと思い、

学校を休んでまで深夜から朝に及ぶ中継を眺めていた。

ワゴンに乗った紫色の衣装に身を包んだ麻原の姿は、

ちらりと映っただけだが、今でもはっきり覚えている。


死刑が確定したのは、2006年。

執行まで実に12年の歳月が経っている。

平成生まれの若者にはあまり浸透されていない出来事かもしれないが、

あの地下鉄サリン事件が起きた路線は、

私が通う短大の最寄り駅もあった。

被害に遭われた方は、死刑が執行された今も後遺症で苦しまれているかと思うと心苦しい。


オウム真理教が離散した後もなお、後継団体は存在する。

アレフなどがそうだ。

死刑執行となり、平成の大事件は幕を閉じた。

だが、これから麻原は神化される可能性があるだろうと、

警察も警戒を強めているところだ。


拘置所ではすっかり人が変わったようにボケてしまい、

排泄も垂れ流し、しゃべることもないといった様子が伝わってきたが、

食事の時だけシャッキっとしているなど、不可解な点も数多かったそうだ。


今回死刑が執行されたのは、7名。

法務相の上川陽子氏が会見を開いた。

死刑執行したのは、

・麻原彰晃(松本智津夫)

・早川紀代秀

・井上嘉浩

・新実智光

・土谷正実

・中川智正

・遠藤誠一

上記の7名である。


実行犯や幹部と言われていた、すっかり名が広まった人物ばかり。

平成が終わるのももう間近。

その前に区切りをつけるべく、法務相が判断したのではないかと憶測も飛んだ。


しかし、

日本は本来、死刑確定から5年以内に執行することとされているが、

共犯などがいる場合、その裁判が終結するまでは執行することができない。

オウム真理教の場合、逃亡していた高橋克也などもいたので、

麻原は生き続けていた。


それにしても、

死刑が確定していながら、拘置所で待機している人物が多すぎる。


少し前に、

1992年3月5日に千葉県市川市で起こった、

一家四人殺人事件の実行犯・関光彦の死刑が執行された。

現場で逮捕され、すぐに死刑が確定したものの、

死刑が執行されたのはつい最近だ。

この事件は、我が家の目と鼻の先で起きた事件。

少女1人が生き残ったが、事件の概要を見ると、

常に私の行動範囲の中で起きた事件であると思い知らされる。

こんな平穏な街で、あのような事件が起きたとは、

今でも信じられないの一言に尽きる。

被害者の方のご冥福を心からお祈り申し上げます。


長くなりましたが、

平成が終わりを迎える準備をしている今、

麻原彰晃の死刑が執行されたというニュースが飛び込み、

一瞬何のことかわからなかったというのが率直な感想。

そして、異例の7人同日の執行。

今回の法務相の判断は素晴らしかったと思う。

死刑執行が遅れ気味な日本。

拘置所での生活は、我々の血税から賄われているのだから、

やはり長く拘置しておくべきではない気がする。


死刑反対運動があるのも承知している。

しかし、日本はどんどん凶悪な事件が起きているのだから、

必要な制度だとは思わざるを得ない。

少年法も改正すべきだ。

そして、誰もが平穏に暮らすことができるよう、

雇用の安定・収入の安定・落ち着いた暮らしが必要だと思う。

人間は、収入が不安定だと気分も落ち込みやすく、

感情が先立ってしまうことがある。

そんな世の中を根本から変えることが、

犯罪を抑制する手段の1つではないかと筆者は思うのである。


世間は暗い話題が多い。

誰もが前向きな気持ちで暮らしていける世の中になることを祈るばかりだ。

〜Underground Investigator〜日本の裏を覗いてみた

普通の人に見えるけれど、実はみんな闇を抱えている。 そんな闇を覗き見るためには、自ら飛び込んでみるしか方法はない。 そんな闇社会に飛び込んで調査した記録である。

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